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偽造した方も偽造した方だけど、お上も同罪でしょう・・・造計算書偽造事件
千葉県にある姉歯建築設計事務所の「構造計算書」偽造事件は
21棟の建築物に関し、構造耐力の欠陥という社会的資本の機能
停止を余儀なくさせた。
とても人ごとじゃない。
何故なら、ワタシも管理建築士の名義があるので、
・建築の法規面
・建築の構造設計面
・建築の計画設計面
・建築のコスト管理
に関して、会社の社会的責任を一手に背負ってるカタチだから・・・。
一応、会社には”営業”という職種の人が居る。
彼らには、厳しいノルマが課せられているから、時として、危ない
”綱渡り”をしても、契約を上げようとする。
今も、構造的検討が必須の物件の折衝中で、神経を使う日々を
過ごしている。
最近、建築関係者が社会を騒がすのは、談合・汚職関連が常だった
が、これだけ建築そのものが問題になったのは、新潟の渡り廊下の
崩落以来だ。
よく、
・その”スジ”1本の意味を考えろ。
と云われた。
設計図の
・線1本が細いのか太いのか。
・実線か点線か。
・芯なのか仕上げ面なのか。
・2次元だけでなく、3次元の立体として納まっているのか。
で大きく意味が異なる。
折りしも、CAD が普及して、線の抑揚がのっぺりして、味の無い時代である。
別に、フリーハンドのエスキスだって、契約は取れる。
気を引き締めて!
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Excite エキサイト社会ニュース:「構造計算書偽造」
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「構造計算」べんりねっと
>>NOV/18/'05/(FRI); Written by "Kylin"