日本三大祭のひとつ大阪・天神祭のクライマックス「船渡御」に出かける。
ワタシは京都生まれだから、自分の中ではいまイチ天神祭に対して燃える
ものが無かったけれど、通勤途中の電車の中から大川沿いの賑わいを見れば、
おのずとこの大きな夏祭りに参加する意欲も湧いてくる。
夕方17:00を過ぎると、京阪電車の車中には浴衣姿の男女が目立ち始める。
今年は、ひょっとすると浴衣を着てイベントに参加する場面もありそうなの
で、待合わせの間、彼らの着こなしを観察する。
桜宮公園沿いを川上に上れば「船渡御」に参加の多くの船が通りすぎる。
かがり火、お囃子、そして船上人の”大阪〆め”の拍手が何度となく横切った。
天神祭では、桜宮橋を挟んで奉納花火が上る。
川下側ではやや小ぶり、川上側では大型花火が交互に上る。
川上側の打上げ区域そばで連続発射の音を聞く。
JR桜ノ宮駅へ帰る道すがら、花火が頭上を飾る絶景ポイントに行き当たる
と、人は道に座り込んで花火を見上げる。
火薬の硝煙の香りを嗅いで、人々は家路につくのである。
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■『大阪・天神祭』HP
■『大阪・ギャルみこし』HP
>>> JUN/25/'06 (TUE); Written by "Kylin"